Dance in a cemetery

 浮世の流れに飛び込んでいくのは、やっぱりこわい、勇気がいる。
すでに挫けそうだ。

 何やかや言い訳をつけて、ずるずる先伸ばしにする。
臆病に、すぐに殻に逃げ帰る。ヒトのせいにする。

 年をとると共に、
美しい物だけに囲まれて生きていたいという気持ちが強くなる。
人の心の醜さとか、強欲さ、乱暴さとかを見ないで済めばいいのに、と思う。

 友人から同級生の墓参りに誘われた。

 何10年も前に、未来を失った青年。
清く、希望に満ちたままで逝った青年。
自分も又、純粋で、生きるに値する未来を信じて疑わなかったあの頃。

 今では、その確信はない。
けれど、あの先の現世を、とりあえず生きている自分を、
彼には素直に自慢できる気がする。

 私には足が付いている。
だから、今でも踊れるよ、と。
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by oooo0 | 2006-09-01 00:00
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