ところで、王子のハンカチパフォーマンスはゲンを担ぐ為だけじゃないみたいだね。
王子は、球種によってセットポジション時のグローブの位置が変わってしまう、という欠点を持っていたそうな。 球種を読まれて大切な局面で打ち込まれた事が何度かあった。今回、甲子園初戦でもまだその癖は直っていなかったそうな。 ハンカチは、視線と意識をそらす為の小道具でもあったようだ。 マジシャンの手指の動きと同じ原理だよね。 何度も対戦するプロには使えぬ小技だが、トーナメント方式の高校野球、2,3日前まで対戦校が決まってないような状況では、すべての投手を細かくチェック出来ない。特に西東京なんて甲子園まで出て来られるかどうかさえ不確かだものね。 成長期のたった2年半。対戦するかどうかも定かでないライバルの粗探しより、己の腕を上げる方が先決だ。 所詮未熟な青年達、みんな短所は持っている。 構えの数ミリ、数センチの違いにびくびくするより、ハンカチを持ったカマっぽい指先に視線が注がれる方がどんなにか楽か。 技量、精神力が均衡している勝負の場合、案外とこんな一工夫で明暗が分かれるのかも。 TB to ■早実初大旗 斎藤948球の頂点 [ 08月22日 06時12分 ]スポニチアネックス ■早実佑ちゃんの青いハンカチを探せ! [ 08月23日 10時29分 ] 日刊スポーツ
by oooo0
| 2006-08-23 00:00
| 世事
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